花南水道土木株式会社
代表取締役
髙橋 智彦さん
健康生活学科 健康体育専攻(1997年卒)
岩手県私立専修大学北上高等学校出身
未来は誰にもわからない。だからこそ学校で学ぶべき
短大での学びが、将来、意外なところで活きてくる
高校3年生の進路を考えていた頃、スポーツを学ぼうかといろいろ調べているときに、先生から「武蔵丘短期大学にスポーツ系がある」と教えていただきました。パンフレットを見ているとカリキュラムがしっかりしていたので、ここにしようと進学を決意。高校時代は野球をやっていましたが、ムサタンではいろいろな部活動から声をかけていただき、選手として参加しました。男子生徒が少なかったのですが、そんななかでも友達はたくさんできましたし、先輩後輩の仲もよく、楽しい時間を過ごすことができました。記憶に残っている授業は心理学です。そのほかスポーツを理論的に学べたことも大きな財産になりました。意外にも現在の経営に活きる知識が多く、幅広く学ぶことの重要性を、いまの立場になってあらためて実感しています。
学生時代を充実させるにはロケーションが重要
ムサタンを卒業後、舞台役者を目指すなどの紆余曲折はありましたが、現在は水道工事や土木工事を請け負う「花南水道土木株式会社」を経営しています。ムサタン在学中にいろいろな地方の方々と接し、視野を広げられたおかげで、お客様の立場に立って仕事ができるのだと思います。お客様から「工事をやってよかったよ」と言ってもらえることが一番のやりがいです。いまの会社の経営を安定させることはもちろんですが、来年あたりから新しい事業にも着手する予定。未来を見据え、自然エネルギーに携わろうと考えています。後輩のみなさんには、ぜひともムサタンの自然が豊富な素晴らしい環境のなかで学べることを自慢に感じてほしい。このロケーションは学生時代を充実させる、重要なポイントですよ。
Q.後輩たちへのメッセージ
A.2020年の東京オリンピック開催を控え、これからどんどんスポーツが盛り上がります。その波に乗り遅れないよう、各自アンテナを張り、活躍の場を見つけて欲しいと思います。