地球上にある七つの大陸の最高峰『世界七大陸最高峰登頂』に成功した登山家 大山光一さん67歳。
2006年には南極最高峰ビンソンマシフや、
2007年にはエベレスト(チョモランマ)登頂も成し遂げています。(写真右)
過酷な登山に挑み続ける大山さんが、地元東松山にお住いの登山仲間4名と一緒に、エベレストから30キロの距離にあり、
2014年にイッテQでイモトアヤコさんが挑んだネパールのメラピーク(標高6476m)登頂を目指し、本日日本を発ちます。
登山隊の平均年齢は68歳!
登山の目的は、昨年4月に起きたネパール大地震の復興支援と『いくつになっても、どんな環境でも気持ち次第で夢を実現できる!』を
仲間に伝えるため…
ネパール大地震の時、大山さんもエベレストベースキャンプ付近で雪崩に遭遇されましたが、奇跡的に生還されました。
地元シェルパの知人などから、登山活動を通じ復興支援を熱望されたそうです。
世界七大陸最高峰登頂を成し遂げた時の大山さんはサラリーマン。
お話をしていて『有給休暇でエベレスト』が耳に残りました。
今日出発のお忙しい大山さんですが、出発前に健康栄養専攻の長島先生を訪ねてきました。
以前より栄養サポートを行っている長島先生。
一度の登山で体重は10キロも減ってしまうそうです。
荷物にならないようフリーズドライを活用し、足りない栄養素はサプリメントで補います。
登山中は可能な限り、体重や食事内容を記録してもらう予定です。
出発前に研究室で体重・体脂肪を測定されました。
ネパールは今が登山シーズンですが、山頂付近は-20~30度。
一緒に登る仲間の方は、6000m級の登山は初めてだそうです。
そんな仲間に登山を楽しんでもらうため、食事にも気を使い、ベースキャンプでお味噌汁を飲めるように準備しているようです。
『いくつになっても夢は実現できる!』が信念の大山さんの次の目標は「70歳でエベレスト」。
長島先生が栄養面からサポートしておりますが、大山さんが70歳になる3年後、エベレスト山頂でこの2人の握手が見られるかもしれません。
TBSの深夜番組「クレイジージャーニー」に出てきそうな、すごいお話をありがとうございました。
全員で登頂され、無事帰国されることをお祈りしております。